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日々是好日

公開前の映画試写会に。

先日亡くなってしまった樹木希林さん出演の「日々是好日」。

とてもイイ時間でした。

 

私はかじり程度だけど13歳くらいの時に茶道をしていたので、あの頃に覚えた所作の「型」が、頭から体に移行した瞬間の気持ち良さを思い出したり。。

 

これは今で言うと彫金をしている時や、台所に立っている時に、何かに操られているように手が勝手に動いていく麻薬のような快楽に似ている。 ※もちろんそれらは長年の試行錯誤があったから手に入れた(しかも今でもたまにしか垣間見れない)ものなのだけど。

 

まだ子どもだった私からすると、茶道界の女たちのアレコレも含めて、時に厳しい空気が怖くて仕方がなかったし、なにより毎回毎回足が痺れて、当時は苦痛の方が多かった。

 

そんな環境の中でも「無」の高まりが生まれる時間を私なりに大切にしていたのかもしれないし、その後もそういう瞬間を求めてこれまで生きてきたのかもしれない。 そうやって自分の人生を振り返ることができる時間になりました。

だからと言って、それを理由に「日本に生まれてよかった」と語るほど「型」や「精神性」へのこだわりもなければ、そんなに薄っぺらい話ではないと思うので、日本特有の文化への見直しが独善的な考え方に発展しないことを願いながら拍手した。

 

余談だけど、茶道といえば裏千家をベースに語られることが多いのに、表千家だったのは嬉しかったり。

薄茶を泡だてまくる裏千家と違って、茶碗の中に三日月を残す所作とマイナーなりにひたむきな所が結構好きなんですわ。

 

あ、やっぱ好きなんだな、私。

 

親のススメで習った茶道で得たこの感覚や生き方を、未だになかなか理解してもらえていないのが辛いところだったりする側面もあるけれど、そんなことを感じられたことを含めてもイイ時間でした。

 

映画は10/13〜公開だそうです。

 

at 22:27, fate, シゲキ

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