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世界は広いけれど繋がっているのだね

 

昨日は彫金レッスンの予定が入っていたのだけど
生徒君も興味があるはず!と思い、“課外授業”の名目で彼も誘って
刺激をもらいに久々のお出かけ。


ジゼル・ヴィエンヌ(グルノーブル)

『こうしておまえは消え去る』@京都芸術劇場 春秋座 舞台上

構成・演出・振付・舞台美術:ジゼル・ヴィエンヌ/音楽・ライブ演奏:スティーヴン・オマリー、ピーター・レーバーグ/テキスト・歌詞:デニス・クーパー/照明:パトリック・リユ/霧の彫刻:中谷芙二子/映像:高谷史郎/共同創作:ジョナタン・カプドゥヴィエル、マルグレット・サラ・グジョンドティール、ジョナタン・シャツ

*スティーヴン・オマリーは、Atsuo(Boris)、栗原ミチオ(Ghost、White Heaven、Boris、The Stars) 、Merzbowこと秋田昌美、ツジコノリコ、そしてジム・オルークなど、東京のアンダーグラウンドミュージシャンとのコラボレーションもおこなっている。

出演

マルグレット・サラ・グジョンドティール、ジョナタン・カプドゥヴィエル、ジョナタン・シャツ

ポストトーク

出演=ジゼル・ヴィエンヌ、スティーブン・オマリー、ピーター・レーバーグ、高谷史郎
ゲスト=浅田彰

〜以下、京都国際舞台芸術祭2010 のサイトより抜粋〜

自身が制作する精巧な人形と生身のパフォーマーが共存する舞台が、高く評価を受ける、ジゼル・ヴィエンヌ。初の日本公演は、ダムタイプの高谷史郎、霧の彫刻の中谷芙二子、米国人作家のデニス・クーパーとミュージシャンのスティーブン・オマリー、ピーター・レーバーグなど、日本をはじめ各国から多ジャンルのアーティストが参加する注目の国際共同製作作品。2010年夏、アヴィニョン演劇祭で初演され絶賛を受けた本作が、かつてジゼル・ヴィエンヌがレジデンス・アーティストとして滞在した京都に、ついに登場する。 変化への果てしない可能性を秘めたリアルな森の風景が、舞台に広がる。そこに登場するのは、権力と秩序の象徴としての体操トレーナー、完璧な美を追求する若い女性体操選手、そして荒廃の美を求める若きロック・スターという三人。彼らは、現代において相反する美のスタンダードを象徴する偶像なのか。自然現象と響きわたる予言詩、森に訪れる激変の中、「美」はどのように到来するのか?荒廃と破滅から喜びを得ることは可能なのか?

〜以上、抜粋終わり〜


天井部分のあらゆる箇所にセッティングされたスピーカーから流れる音は、
実際は室内である会場を 舞台に組まれた森の光景へと連れて行かれる。
絵画を描くように噴射される霧と光の造形、低めにされた会場温度。

こんな事が、こんなに大きな会場でできるんだ。。まずは嫉妬に似た気持ちが湧いた。

表現するという行為を何処まで説明的にするか、あえて抽象的にするか?それも含めて表現なのだなぁ〜というのは、造形にしても音楽にしても何に関してでも共通にあるものの、特に舞台作品や映画に感じていて、それは説明的で具体的でかつ明るくてPOPであればあるほど、大衆性を増すことが多いという見方が私にあるからなのだけど、決してその大衆性とは離れたところにあるだろう表現を好む傾向がある私の周辺では、その質の高さと評価の高さ、また評価の高さと生活水準が比例していないことへの疑問に包まれているもんだから、こういった余計な想いが邪魔をしやがる。

そうこう邪魔をされながらも、完璧な程に純粋な美しさとその対極にあるだろう狂気のようなものは常に自分の中でセットで置かれていることを、あらためて確認しながら深い霧の中に身を委ねる時間が心地よかった。楽しい事も辛い事もすべて恐怖感との戦いだし、恐怖感とのつきあいがなければ美しいものも生まれないしね...などとオチの無い夢を見るような時間。まさに白昼夢でした。

実を申せば、私、前日の晩から発熱の予感&悪寒がしていたの気のせいじゃなかったようで、帰ってから計った体温は38.5℃の熱。念のためと思って飲んでいった感冒薬が効いていたせいか、舞台中やトークショー最中も若干ぼけ〜としていた。そら白昼夢を見るのも当然か(笑)出演のジゼルやスティーブン達と近所のカフェで打ち上げでは彼らにとても親切にしてもらっていたのだけど、私は顔色パッとせずにいたことが悔しい限り...ただ、私の作ったせっけんを差し入れしたらとても喜んでくれたので、それを通じて気持ちが通じたらよいなと願う今。

てなわけで今日は解熱ディ。お医者に行って点滴受けてだいぶ回復しましたよ。

そろそろ明日のカレーの準備をしようかの!

at 20:31, fate, シゲキ

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