<< 蘇生雑貨 | main | 上賀茂神社手づくり市 大雨予報にて >>

誇りに思うこと

せこせこモノ作りしたり
修理したり 教えたりをしつつ
ほそぼそながらもどっこい生きているわけですが

工房が好きな様に厨房も好きだったりして
そんな動機で週に3日ほど いわゆるアルバイトをしている

同僚が演劇をやっていることで
この2年ばかり 彼女が出演する舞台に足を運ぶようになった


私の姉が学生当時にシェークスピアの演劇に没頭し
女優になるとかならないとか 悩んでいたらしく
近所の能楽師さんに 両親と一緒に話を聞きに行った事が
あるのは記憶しているけれど
それ以外で 身近にいなかったのだ 演劇人は

そこそこ長く音楽畑の隅っこに
根っこばかりは立派に生やしていたつもりだった私だけど
その期間に知り合った膨大な数の友人や知人の中にも
演劇と繋がる人は たしか一人だけだった
演出だか監督をするその人に やらないか?と
声をかけられた時に 無理!と即答してしまった事を思い起こすと
単純に興味がなかったのか.. いや、興味はあるのに
自分には無縁と決めつけてしまっていたのかもしれない

どうしようもなく
どうしようもないときに
音楽をやることで
どうしようもなさとトコトン向き合い
どうしようもなさをいくつか越えられた
ライフラインとして助けられた音楽に
失礼があってはならなかったのだ  
きっと 
浮気するようで


ライフラインが完全に自分の内側にしかなくなった今だから
こんなに面白く観れたのだろうかしらん
もしくは 単純に 好みだったのかもしれないけど
今回のお芝居は 今まで見た中で 断トツに面白かった



精華演劇祭vol.12 DIVE selection vol.3
中島陸郎 没後10年に捧ぐ 『円型舞台への挑戦』

NPO法人大阪現代舞台芸術協会 (DIVE) プロデュース公演
「中島陸郎を演劇する」

作/内藤裕敬(南河内万歳一座)
  深津篤史(桃園会)
  樋口美友喜(劇団Ugly duckling)
  棚瀬美幸(南船北馬)
演出/キタモトマサヤ(遊劇体)

2009年3月
17日(火)19時
18日(水)15時/19時
19日(木)19時
20日(金)15時/19時
21日(土)15時/19時
22日(日)11時/15時
前売2,800円
当日3,000円
学生ペアチケット2,800円

会場 精華小劇場

出演 
青空まるこ、秋津ねを、天羽千夜子(ストロベリーソングオーケストラ)、石塚博章(Blue,Blue.)、井尻智絵(水の会)、一明一人(高級社)、上畑圭市(演劇集団よろずや)、紀伊川淳(桃園会)、菊谷高広(遊劇体)、久保田智美(劇団ひまわり)、後藤小寿枝(くじら企画)、雑賀宏明(sy-company)、坂本正巳(遊劇体)、猿渡美穂、清水亘(演劇集団よろずや)、笙(tsujitsumaぷろでゅ〜す)、条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)、白木原一仁(ななめ45°)、高橋理紗(空の驛舎)、高安美帆(エイチエムピー・シアターカンパニー)、田口翼(エイチエムピー・シアターカンパニー)、竹田朋子(演劇集団よろずや)、竹田桃子(売込隊ビーム・ヤカン)、辻登志夫(tsujitsumaぷろでゅ〜す)、鶴丸絵梨(遊劇体)、鶴丸奈都子、乃沓エリカ(エイチエムピー・シアターカンパニー)、長澤邦恵(tsujitsumaぷろでゅ〜す)、中元志保(Fellow House)、那木モイチ、二宮瑠美(コメディユニット磯川家)、はしぐちしん(コンブリ団)、ハ・スジョン(Lowo=Tar=Voga)、濱奈美(劇団ひまわり)、古田里美、松嵜佑一(演劇集団よろずや)、三田村啓示(空の驛舎)、宮川国剛(トイガーデン)、森川万里(桃園会)、諸江翔大朗、横田江美(A級MissingLink)

声の出演=河東けい(関西芸術座)



四人の作家の脚本によるオムニバスにはなっているのだけど
故 中島陸郎さんとゆう演劇人へのオマージュとして
ひとつの大きな作品になっている
四方囲みの舞台の中央にジャングルジムのようなセットで
”これって維新派でも使ってたような..."と一瞬ナナメから見てしまったけれど
開演後にそのセットのあらゆる媒体としての使い方に
嬉しくも裏切られる事となった
しかも出演者が四十名以上! 
人間自体がセットになれるw

あぁ 学があれば内容や感想を上手く書けるのだけど...ふう〜


一番印象に残ってるのは3番目の『さこそしかれ』
4つのパートに分かれた人格のやりとりが
一歩引いて眺める身近な人達の関係に見えたり
自分の中だけでも起こる葛藤だったりに思えて
声こそ出さなかったけど クスクス笑えてくる
同時に苦しくて涙が出そうになる
人間の数だけ(もしくはそれ以上に)ドラマはあって
全ての考え方はそれぞれ愛おしい
なのに違いによって反発し合う派閥のようなものが興るのも自然な事で...

なんにせよ きっと中島陸郎 とゆう人は
そんなドラマ達を大きな視点で捉え 包んで
しかも人を巻き込んでしまう魅力に満ちていたんだろうな〜
などと 中島陸郎さんって名前すら初めて知ったのに
想像(妄想)の中で恋しそうでしたw


最後の”千切れ雲”も 面白い設定や動きに興味が行きがちだろうけど
私の視点だと結構しんどい気持ちと向き合い直す気持ちにさせられて
改めて褌締め直す思いのエンディングとなりました



声と言葉と音と体と歌と楽器と表情と景色と光と...
色んな要素で楽しめる舞台だったのだけど
色んな要素がありすぎて 過剰演出に感じた部分もあったかな?
それでも 今回の舞台を見れた事が
この先の自分にとって 大きなプラスになったと思う♪



公演は明日まで


私は上賀茂神社の手づくり市に出店です


大雨だったら 精華小劇場にいます♪







at 22:41, fate, シゲキ

comments(2), trackbacks(0), - -

comment
fate, 2009/03/31 1:00 AM

>neoさん

コメントありがとうございます!
解説パンフを見たいような見たくないような
迷ったまま2回観させてもらいました。
4タイプの台詞が、それぞれ同居する内面と対話しながら
同時に傍観者にもなるとゆう空間は
夢の中の出来事がリアルな3Dになったかのようでした。
芝居って色んな表現ができるんですね!
今後も頑張って下さい♪

よかったらまた覗きにきて下さいませ〜

neo, 2009/03/27 12:18 PM

観に来ていただいてありがとうございました。
「さこそしかれ」に出演してました。
今回、観に来られた方から感想を聞く機会がほとんどなかったので嬉しいです。
ありがとうございました。










trackback
url:http://news.fatalbackground.org/trackback/1144372